兼業トレーダーを続けていると、「今日は判断が鈍い気がする」と感じる日があります。
相場が荒れているわけではないし、体調が極端に悪いわけでもない。
それでも、なぜか判断に自信が持てない。
そんな日に限って、ニュースやSNSをいつも以上に確認してしまうのです。
今回は、疲れている日に行う“情報追加”が、なぜトレード判断を壊しやすいのかを整理します。
仕事中に起きていたこと
この日は、仕事の中で判断を求められる場面が多くありました。
・優先順位を決める。
・細かな確認を繰り返す。
・急な対応に追われる。
そんなことの繰り返し。
大きな決断は少ないものの、小さな判断を積み重ねる一日でした。
ただし、これは私の職種だけの話ではありません。
現場対応。単調作業の中での微調整。判断を挟み続ける業務・・・。
どんな仕事の種類でも、「判断を消耗する一日」はとうぜん起こります。
そして、私がこの日、削られていたのは時間だけではありません。
削られていたのは、新しい情報を整理する余力。
そして、「今ある情報で十分だ」と感じられる精神的な余裕でした。
その時の自分の状態
仕事を終えた時点で、強い疲労感はありませんでした。
ただ、頭の中は少し重い。
考えようとすれば考えられる。しかし、判断に確信が持てない。
そんな状態です。
このとき、無意識に出てきた行動が「情報を足すこと」でした。
ニュースを確認する。SNSで相場観を探す。誰かの見方を覗く。
自分の判断力が弱くなっている時ほど、外の情報に頼りたくなってしまうのです。
トレードへの影響
その日のトレードは、昼休みや帰宅後の就寝前など、いつも通りのすき間時間で行っていました。
株もFXも、チャート自体は普段と変わらず見ていました。
ただ、判断の進み方が、普段とは明らかに違っていました。
ニュースを見るたびに、シナリオが揺れる。
SNSを見るたびに、見方が変わる。
・・・結果として、判断が一つにまとまらないのです。
エントリーしてもすぐに不安になってしまうので、安心できる情報が揃うまで待ち続けて動けないこともよくありました。
原因の仮説
疲れている日は、判断力が落ちているのではなく、「情報を整理する力」が弱くなっています。
その状態で情報を追加すると、処理しきれない材料が増える。
結果として、判断はさらに不安定になります。
本来、情報は判断を助けるものです。
しかし、疲れている状態では、情報はノイズになりやすい。
重要なのは、これが情報の質の問題ではないことです。
判断環境の問題として起きている。
そのため、職種や相場の種類に関係なく、同じ構造は起こってしまうのです。
対策の方法
この経験以降、私は「疲れている日は情報を増やさない」ことにしました。
結果として、無謀なエントリーが減りました。
あなたも、ぜひ実践してみてください。

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