指示待ち状態が続いた日の「判断力低下」の要因とは?

兼業トレーダーを続けていると、なぜか判断が鈍くなる日があります。

相場が難しかったわけではない。
手法も、いつも通り。

それでも、エントリーも決済も、どこか自信が持てない。

 

今回は、仕事で「指示待ち状態」が続いた日、なぜ判断力が低下しやすくなるのかを考察します。

仕事中に起きていたこと(事実)

この日は、仕事の中で自分から判断を出す場面がほとんどありませんでした。

  1. タスクを終える
  2. 指示を待つ
  3. 上から指示される
  4. 指示内容を正確に実行する

 

私の場合は、上からの指示が来るまでは自分からは動けず、少しでも時間が空いたら”スケジュール確認”と”待機”が続いていました。

ただし、これは特定の職種に限った話ではありません。

作業現場での待機。
判断権限のない作業。
承認待ちが長引く業務。

仕事の種類に関係なく、”自分で決めて動けない状態” は起こりえます。

 

この日、奪われていたのは作業時間ではありません。

奪われていたのは、「自分の判断で次に進める感覚」です。

更に言うなら「自分で決めて、動いている」という手応えでした。

その時の自分の状態(行動・感情)

仕事を終えた時点では、強い疲労感はありませんでした。

むしろ、体はそこまで消耗していない。

ただ、頭の中には独特の違和感が残っていました。

 

・何をしていたのか、はっきり説明しづらい。
・一日が進んだ感覚が薄い。

そんな状態です。

 

指示を待つ時間が長いと、判断を自分の中で完結させる回数が減ります。

その結果、「決める」という行為の精度、そのものが鈍っていく。

この変化は、感情よりも先に、判断の迷いとして表れやすいと感じます。

トレードへの影響(結果)

その日のトレードは、昼休みや帰宅後の就寝前など、いつも通りのすき間時間で行っていました。

株もFXも、普段と同じようにチャートを開いています。

しかし・・・

エントリー前の判断が遅い。
条件は揃っているはずなのに、確信が持てない。
逆に、一度入ると今度は 売る場面に迷う。

 

そうやって、判断を先延ばしにする場面が増えていました。

結果として、トレード全体のテンポが崩れていたと思います。

正直な本音として、心のどこかにこういう感覚がありました。

「自分の決めた判断に自信を持てない。
怖くてエントリーできない」

原因の仮説(なぜそうなったか)

判断力も、筋肉と同じです。

使えば鍛えられ、使わなければ衰える。

そして、指示待ち状態が続くと、判断力が使われなくなり、衰えます。

  1. エントリーを決める前に過剰に確認する。
  2. 結局、自分の判断を保留する。

こうした行動が続くことで、「決める感覚」が鈍っていく。

その状態でトレードに入ると、本来なら自然にできるはずの判断が重くなります。

チャート分析などが足りないのではなく、判断を出す前提となる判断力自体が弱っている。

 

重要なのは、これが”怠け”や”能力”の問題ではないことです。

「環境」が引き起こす問題です。

 

一日を通して「自分で 決めない状態」に置かれた結果として、判断力の低下が起こっている。

そのため、職種や仕事内容が違っても、同じ構造は起こりえます。

対策の方法

この経験以降、私は「指示待ち状態が長かった日」は、トレード前に一つだけ確認するようにしています。

「今日は、自分の判断で完了させた行動があったか?」

もし思い当たるものが少なければ、その日はエントリーを控えるか、ロットを落とします。

判断力が落ちている状態で、無理に決断を重ねても、結果は安定しないからです。

 

どうしてもチャートを見る場合でも、即断を避け、事前に決めたエントリー条件のみにしたがう。

それだけでも、判断の迷いはかなり減りました。

――兼業トレードでは、「判断力は、チャートと同じように常に上下している」という前提で行う方が、現実的だと思われます。

総括

仕事で指示待ち状態が続いているなら、判断力低下の原因となっている恐れがあります。

もし、最近のトレードで迷いが増えているなら、「職場で、自分で決めた仕事があったか?」を一度振り返ってみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました