専業トレーダーの“朝から勝負”が、兼業では事故を起こす理由

トレードの世界では、「朝が一番頭が働く」「朝に勝負するべきだ」という話をよく見かけます。

・出来高が集まる。
・値動きが大きい。
・チャンスが多い。

・・・理屈としては、確かに間違っていません。

 

ただ、兼業トレーダーとして同じ前提で動こうとすると、失敗が起きやすいと感じてきました。

今回は、専業の「朝から勝負」が、なぜ兼業にとって危険になのかを整理します。

朝の仕事前に起きている現実

この時間帯、兼業トレーダーはすでに仕事モードに入っています。

・出勤準備➜通勤➜その日の予定の確認。

相場だけに集中力を注ぐことは、とうぜんできません。

私自身も、落ち着いて相場だけを見る状態ではありませんでした。

 

株価は気になりますが、仕事がある以上、すき間時間を有効に使おうとしても、中断される前提です。

この時点で、専業トレーダーとは判断環境がまったく違うのです。

判断の重さとスピードのズレ

朝の相場は、判断のスピードが求められます。

板の変化。
初動の勢い。
一瞬の迷いが結果を分ける場面。

刻一刻と変化する状況に、対応せねばなりません。

専業トレーダーは、集中力を十分に注げます。

一方、兼業トレーダーは「途中で切り上げる判断」を同時に抱えています。

この二重構造が、判断を歪ませるのです。

 

なぜ事故につながりやすいのか

専業トレーダーの「朝から勝負」は、時間がたっぷりあってこその戦略です。

  • 朝に入る。
  • 昼まで見る。
  • 必要なら修正する。

この前提が崩れる兼業トレーダーでは、とうぜん この戦略は成立しません。

 

相場の問題ではなく、兼業トレーダーの構造の問題なのです。

 

私が取った対策

この経験以降、私は朝のトレードを原則しないようにしました。

寄り付きは見ない。
入るとしても、仕事が落ち着いてから。

判断と実行を、同じ時間帯で完結できる場面だけを選びます。

結果として、トレード数は減りました。

しかし、「想定外の事故」は明らかに減っています。

兼業トレードでは、動く時間より「しっかり対応できる時間」を基準にする方が安定すると感じています。

総括

専業トレーダーの「朝から勝負」は、張り付きと実行できる時間があるのが前提です。

もし朝のトレードで事故が続いているなら、相場ではなく、自分の生活スタイルの時間の余裕を一度見直してみてください。

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