仕事で「急げ!」を浴びた日は、トレードも急いでしまう

兼業トレーダーを続けていると、なぜかトレードのテンポが速くなりすぎる日があります。

エントリーが早い。
決済も早い。

後から見返すと、「もう少し待てたのでは?」と感じる判断が続いた。

今回は、仕事で「急げ!」という空気を浴びた日、なぜトレードまで急いでしまうのかを整理します。

仕事中に起きていたこと

この日は、仕事の中で何度も「急いでほしい!」「早くしてほしい!」という要請を受けていました。

締切が前倒しになる。
途中経過を急かされる。
判断よりもスピードが優先される。

私の場合は、内容の是非よりも「とにかく早く出す」ことが求められる場面が続いていました。

(なのに、急いで出したら、後からクオリティに文句言われる)

 

ただし、これは特定の職種に限った話ではありません。

現場作業のペースアップ。
急な呼び出し。
短時間での対応を求められる状況。

仕事の種類に関係なく、急かされる状態 は起こりえます。

その時の自分の状態(行動・感情)

仕事を終えた時点では、強い疲労感を自覚していたわけではありません。

ただ、体と頭が常に前のめりになっている感覚が残っていました。

早く終わらせたい。
次に進めたい。
止まらない。

そのような思考の癖が、仕事の外まで持ち越されていたのです。

 

この状態では、「待つ」という行為そのものが、無意識にストレスになります。

考えるより、動いた方が楽。
判断するより、決めてしまった方が早い。

そうした感覚が、知らないうちに判断を支配していたのです。

トレードへの影響

その日のトレードも、昼休みやトイレ休憩、帰宅後の就寝前など、すき間時間で行っていました。

 

すると、いつもよりも 判断のテンポが明らかに速くなっていました。

本来なら見送る場面で、「今だ!」とエントリーしてしまう。

 

トレード全体が、「急いで終わらせる作業」に近づいていたと思います。

結果として、勝ち負け以前に、判断の質が下がっていました。

”待つ判断”ができなくなる理由

仕事で「急げ!」を浴び続けると、脳はスピードを最優先する状態になります。

早い判断が評価される。
立ち止まることがリスクになる。

この環境では、「待つ判断」がどんどん削られていきます。

 

トレードでは、本来「待つこと」自体が重要な判断です。

しかし、急ぐ状態が続いた後では、その感覚がうまく戻らない。

結果として、優位性よりもテンポが前に出る。

これが、トレードでも急いでしまう理由です。

 

重要なのは、これが仕事の内容そのものではなく、「急ぐことが正義になった状態」によって起きていることです。

そのため、職種や立場が違っても、同じ構造は起こりえます。

対策の方法

この経験以降、私は「仕事で急がされた日」は、トレード前に自分の精神を客観的に観察したうえで、一つだけ確認するようにしています。

・今、自分は待てる状態か?
・それとも、早く終わらせたいだけか?

もし後者の感覚が強ければ、その日はエントリーを減らすか、完全に休みます。

 

どうしてもチャートを見る場合でも、即断即決の行動は取らない。

注文を置く前に、必ず一呼吸入れる。

それだけで、急ぎすぎる判断はかなり抑えられました。

 

兼業トレードでは、仕事のリズムをそのまま持ち込まない工夫が、安定につながるのです。

総括

仕事で「急げ」を浴びた日は、トレードでも急ぐ判断が出やすくなります。

もしトレードのテンポが速くなっていた日があれば、その日の仕事で「待てない状態」になっていなかったかを一度振り返ってみてください。

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